WEB業界の宿題
金曜の夜出されて、月曜の朝までのもの。
特に、下請けとして代理店様(別名を神様というらしいので、以降神様と呼ぶ)から頂く事が非常に多い。
具体的な宿題の内容に関して言えば、
まずは、定番「お見積もり系」
ざっくりとした内容が、神様から告げられ(資料などというものも無く、口頭での説明の場合がほとんどを占める。非常にお忙しいと思われるので、資料作成などという時間は取れるはずがないのである。)、仕様も、公開環境も、作業の分担も、納期も、何も知らないまま、妥当な金額を出さなくてはいけない。
そして、間違いなく、月曜の朝「高いから安くして。」との依頼がある。
いや、依頼があるのは、まだ良い。
「安くして」の言葉も無く、見積を下回る場合もある。
50%OFFみたいな、「おいおい、パルコのキャンペーンですか!?」何て時も無いとは言い切れない。
その場合、「他の案件で調整。」という、抑えのエースによって、封じ込まれるケースが多い。
ここでポイントを整理しておくと、「ざっくりで」との言葉は、全くあてにならない事を認識しておこうという事。
仕様も決まってないままに、その時に提示した見積もりのまま、案件をご依頼頂く流れになり、見積もりに計上されていない部分まで作業するはめになる事は当然として、ムチャクチャでハチャメチャな仕様&徹夜を考慮した納期の場合がほとんどである。
次に調査系の業務
これは、自らの技術力が不足しているため、対応できるか否か、実現可能かどうかを社内で調べなくてはいけないパターン。
たいてい、「あそこのホームページみたいなのって、できる?」といった軽い感じで問いかけられる事がほとんどだ。
知識や技術力があれば、即答で「出来ます!」と言いたいところだが、そのようなケースばかりでないのが世の常である。
だって、海外の最新と思われるサイトを見ての「コレ出来る?」であるからだ。
国内のサイト関連なら、力技でどうにかなるが、世界は広い。広すぎる。いろんな意味で、バイリンガル的な何かが必要と思われる。
そして、「出来るのなら、大体どのくらいかかるの?」がセットでもれなくついてくる。
もれなくついてくれてありがとう。
これで聞いて終わりだったら、寂しくて泣いちゃうよ。本当に。
この場合、土日にテスト環境で簡単なものを実装してみる場合が多い。
しかも、一からネットで調べながら。
この場合は、土日に会社に来て、「トホホ」と、気がつかない間につぶやいている事だろう。
「トホホ」なんて言わない。とお思いかもしれないが、それを実際に聞いたこともあり、発してしまった経験があるので、間違いない事実であるのだ。
そう、それは「無意識」で発せられる言葉なのである。
まさに、別名「無我の境地」と言っても過言では無いはずだ。
最後に制作系
ホームページが出来上がってくると、お客様は色々と夢が膨らむものである。
そう、追加制作である。
もはや泣くしかない。
泣きながらデザインし、泣きながらスライスし、泣きながらコーディングするしかないのである。
月曜の朝には、涙が枯れ、心も折れている事だろう。
とあるお仕事を例に取って例えてみよう。
45人日の見積出してるのに、5営業日のスケジュールが提示されたときは、どうしようかと思った。
(モバイルサイト600ページコーディング。)
それを、しっかり(機種ごとの表示チェックまで)こなしたうちの社員もすごいと思った。
というか誇りに思った。
そして、もし自分が偉い人だったら、勲章を授与したいと思った。
便乗して、自分も勲章ほしいとさえ思った。
そんな「宿題」、言えるものならば神様に「エー、キイテナイヨ!」と言いたくなるが、それは口が裂けても言えない。言えるはずもない。
聞いてない事は、察しておくべき事項なのである。
いわゆる「暗黙の了解」的な感じ。
そして、毎日おいしくご飯が食べられる幸せを運んできてくれるのは、神様である事も忘れていけないのである。
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2009年6月17日|コメント (0)|トラックバック (0)
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